ワーキンググループの紹介



フォトニック生体情報センシングWG

  • WGの目的
    • 近年,医療,健康,セキュリティ等の分野において,生体情報センシング技術の重要性が一段と高まっている. 特に高速カメラやマルチスペクトルカメラなどの新規センサーによる詳細な画像情報計測や,モバイル・ウェアラブル端末の普及による常時かつ長時間の行動計測が容易に行えるようになり,入力情報の量と多様性が急激に増加した. さらに,深層学習や圧縮センシングなど,上記のような膨大なデータに適した情報処理手法が登場し,ビッグデータから,真に利用価値があり,かつ人間の限られた認識・判断能力では発見しえない有意な情報を抽出できるようになってきた. このような急激な技術革新を踏まえ,本WGでは,我々の実生活において役立つとともに産業界にも貢献する,医療,健康,セキュリティ等のためのセンシング技術の深化を目的とし,高度かつ効率的な生体情報センシング技術と解析技術について,技術者間の議論・交流を行う場を提供する.

  • 活動内容
    •  ・異分野交流・議論の場の提供(年2回程度を予定)
       ・アプリケーション開発・評価実験のための大型研究費の獲得
       ・成果の国内,海外への発信

  • 発起人
    • 鈴木 裕之(群馬大学)(代表)
    • 香川 景一郎(静岡大学)
    • 西舘 泉(東京農工大学)
    • 中野 和也(宮崎大学)
    • 中村 友哉(大阪大学)
  • 代表者連絡先
    • 鈴木 裕之
    • 群馬大学 数理データ科学教育研究センター
    • (E-mail: )

+CMOS WG
(コンピュータビジョン,ナノオプティクスとCMOSイメージセンサの融合)

  • テーマの概要
    • CMOSイメージセンサは,光情報の入り口であるとともに,光→電子→アナログ→デジタルの信号連鎖において,様々な形態の処理を内蔵できる重要なデバイスです. 本WGでは,「X+CMOSイメージセンサ」をキーワードに,分野横断型かつ垂直統合的な研究開発により,機能的受光素子,機能的CMOSイメージセンサ,新規機能をもつカメラシステムを具現化・デモンストレーションすることを最大の目標に掲げます. 昨今研究が盛り上がっているコンピュテーショナルフォトグラフィ,ロボットビジョン,プラズモニクスなどは,CMOSイメージセンサのバックエンド,フロントエンドに位置し,極めて密接な関係にあります. 本WGは,これらを融合,具現化,実証するために,以下の取り組みを行います.
       ・異分野交流・議論の場の提供(年2回程度を予定)
       ・デバイス試作・システム構築のための大型研究費の獲得
       ・成果の国内,海外への発信

  • 発起人
    • 香川景一郎(静岡大学)(代表)
    • 小室 孝(埼玉大学)
    • 長原 一(大阪大学)
    • 小野篤史(静岡大学)
  • 代表者連絡先
    • 香川景一郎
    • 静岡大学 電子工学研究所
    • (E-mail: )

Multiple Image Expressing Techniques and Applications (MIETA) WG
(新しい画像表現技法とその応用を考えるWG)

  • テーマの概要
    • 視覚復号型暗号は,人間の視覚によって秘密情報を復号する情報セキュリティー技術として研究が進められてきた. 近年,隠されている画像を視点,光源や,人間が積極的に関わったアナログ的な動作等により顕在化する “隠顕”技術が注目されており,これは視覚復号型暗号の発展系であるとも考えられる. 本技術は,単に画像を隠すのではなく,画像が“見えた”ときの楽しみも有しており, 純粋なセキュリティー分野のみならず教育,エンターテインメントや芸術分野への展開が可能である. 本ワーキンググループでは,“隠顕”をキーワードに研究者を集結し,以下のような取り組みを目指す.
       ・シンポジウム・研究会企画
       ・共同研究・大型研究費の獲得
       ・国内及び国際的な研究者ネットワークの充実
       ・アウトリーチ活動(展示会、理科教室開催)

  • 発起人
    • 酒井大輔(北見工業大学)(代表)
    • 赤尾佳則(科学警察研究所)
    • 原田建治(北見工業大学)
    • 生源寺類(静岡大学)
    • 山本裕紹(宇都宮大学)
  • 代表者連絡先
    • 酒井大輔
    • 北見工業大学 地域未来デザイン工学科
    • (TEL: 0157-26-9309, E-mail:

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